どうも、地球です。
前回のポストでCDの事書きましたが、今回は2のプロモーション稼働の罠について書いてみます。
CD売るにはプロモーションが大事ですよね、そりゃあもちろん当たり前でございます。
今をときめくCharisma.comも6月に新しいCDを出しまして、おかげさまでプロモーションもたくさんさせて頂いております。
テレビ、ラジオ、雑誌、小売店巡りとたくさんプロモーションさせて頂きました。ありがとうございます。
ありがとうございます、なんですが、、、
知っての通りほぼ無給です。。。
このプロモーションにも当たり前ですが、人件費が発生し、地方のプロモーションの場合はマネージャーの移動費、宿泊費、その他経費を事務所側で負担するのが商慣習なんですね。
すみません、自分1年生なので知りませんでした。。。w
まあ1度や2度ならいいですが、やれラジオでレギュラー決めたからプロモーションで福岡に毎週行きますよ!と言われるとそれだけで20万位いなくなっちゃいますね。。。
そうなんです!地方へのプロモーションもものすごいお金かかるんです。。。
前回書いた何十万ってギリギリの利益がこんなんで全ていなくなってなってしまいます。
「そんなの普通だし、当たり前ですよ!!皆やってんだから!」
と言われますが、貧乏性でケチケチ星人の自分からすると、
「辛い。。。辛いよ~。。。」
となる訳です。
実際にそういったプロモーションって効果測定が良くわからない部分があるので、昔ながらの!ってのではなくて、もう少し新しく、効果のあるプロモーション考えられないものかな。。。と一人呟いた駄目社長です。
次回は3のツアーの赤字化についてお知らせします。
地球でした。
2014年6月27日金曜日
2014年6月23日月曜日
音楽ビジネスは儲かるのか?
どうも地球です。
またまた久しぶりですが、本日は音楽ビジネスは儲かるのか?という事についてポストします。
音楽ビジネスは儲かるのか?
結論から先に言うと
「わかりません!!!!!」(ナイナイ岡村風)
ちなみに今をときめく(ときめいてないけど)Charisma.com(カリスマドットコム)のマネージメントをしている弊社ですが自信を持って
「儲かってません!!!!!!」
と言えます。
周りからは「地球さん、カリスマ売れて今すげえ儲かってるんでしょ??ええ~??」
と言われておりますが、これがびっくりする位全然なのです。
儲からない理由
1、いまどきCDがそんなに売れない。
2、プロモーション稼働の罠
3、ツアーの赤字化
なんかネガティブワード満載ですね、ぶっちゃけあんまり気にしていませんが、一応説明だけ。
きっと長いので取りあえず今日は1だけにしようかな。。。
では早速1、CDが売れないについて。
ウチではカリスマさんのアルバムの原盤を半分持っており、制作もウチで行っています。レコード会社さんとは制作費の予算を決めて、それを折半する形で制作するんですね。
あくまでも例えですが、じゃあ300万円でアルバム作りましょう!という話になった場合、まず300万円の元手がかかります。(最終的にはレーベル側から半分返ってきますが)
これって小さい会社にとってはまあまあのお金ですね。制作がこちら側なので、まずはレコーディングの費用をこちらで立替続けます。レコーディングは半年程度かかりますので、この期間お金をどんどん払い出し続けないといけない訳です。
なんというむごい。。。ww
レコーディングと言ってもマネージャーの人件費、食事代、交通費など様々な出費がのしかかってくるので、結構なもんですよ。。。はい。。。
訳半年後には半金である150万円が帰ってくるのですが、300万以上使っちゃった場合でも帰ってくるのはあたりまえですが150万円だけです。
この時点でまずは-150万円スタート!
レコーディングも終了し、いざリリースとなった場合、ご存じの人はご存じかもしれませんが、原盤の料率って大体売価の12%~15%程に設定されていて、原盤が半分だと6%~7.5%程です。
例えば2500円でアルバムを販売して1万枚売れたらいくら戻ってくるのか?
1万枚って言ったら最近の中ではかなり売れてるほうですが、返品20%、パッケージ10%と大体の相場感で計算すると
「180万円」程度になります。
やっと30万円の黒字。
3ヶ月タームの翌々とか普通なので、このお金も長いと5ヶ月先にやっと入ってくるお金です。
もちろん長いスパンで見たらどこかでリクープは出来るのかもしれませんが、ぶっちゃけそんなん待っていられる程キャッシュフローに余裕がある所もそんなに多くないはず。
結局意外とリスクが高いんですよね。。。まあウチは他の仕事でなんとかなっていますが、この資金繰りだけ考えると手を出すのも意外とアホかもしれません。
という事でまずは1、のいまどきCDが売れないので儲からない理由編でした。
地球
またまた久しぶりですが、本日は音楽ビジネスは儲かるのか?という事についてポストします。
音楽ビジネスは儲かるのか?
結論から先に言うと
「わかりません!!!!!」(ナイナイ岡村風)
ちなみに今をときめく(ときめいてないけど)Charisma.com(カリスマドットコム)のマネージメントをしている弊社ですが自信を持って
「儲かってません!!!!!!」
と言えます。
周りからは「地球さん、カリスマ売れて今すげえ儲かってるんでしょ??ええ~??」
と言われておりますが、これがびっくりする位全然なのです。
儲からない理由
1、いまどきCDがそんなに売れない。
2、プロモーション稼働の罠
3、ツアーの赤字化
なんかネガティブワード満載ですね、ぶっちゃけあんまり気にしていませんが、一応説明だけ。
きっと長いので取りあえず今日は1だけにしようかな。。。
では早速1、CDが売れないについて。
ウチではカリスマさんのアルバムの原盤を半分持っており、制作もウチで行っています。レコード会社さんとは制作費の予算を決めて、それを折半する形で制作するんですね。
あくまでも例えですが、じゃあ300万円でアルバム作りましょう!という話になった場合、まず300万円の元手がかかります。(最終的にはレーベル側から半分返ってきますが)
これって小さい会社にとってはまあまあのお金ですね。制作がこちら側なので、まずはレコーディングの費用をこちらで立替続けます。レコーディングは半年程度かかりますので、この期間お金をどんどん払い出し続けないといけない訳です。
なんというむごい。。。ww
レコーディングと言ってもマネージャーの人件費、食事代、交通費など様々な出費がのしかかってくるので、結構なもんですよ。。。はい。。。
訳半年後には半金である150万円が帰ってくるのですが、300万以上使っちゃった場合でも帰ってくるのはあたりまえですが150万円だけです。
この時点でまずは-150万円スタート!
レコーディングも終了し、いざリリースとなった場合、ご存じの人はご存じかもしれませんが、原盤の料率って大体売価の12%~15%程に設定されていて、原盤が半分だと6%~7.5%程です。
例えば2500円でアルバムを販売して1万枚売れたらいくら戻ってくるのか?
1万枚って言ったら最近の中ではかなり売れてるほうですが、返品20%、パッケージ10%と大体の相場感で計算すると
「180万円」程度になります。
やっと30万円の黒字。
3ヶ月タームの翌々とか普通なので、このお金も長いと5ヶ月先にやっと入ってくるお金です。
もちろん長いスパンで見たらどこかでリクープは出来るのかもしれませんが、ぶっちゃけそんなん待っていられる程キャッシュフローに余裕がある所もそんなに多くないはず。
結局意外とリスクが高いんですよね。。。まあウチは他の仕事でなんとかなっていますが、この資金繰りだけ考えると手を出すのも意外とアホかもしれません。
という事でまずは1、のいまどきCDが売れないので儲からない理由編でした。
地球
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