どうも地球です。
先日某市役所の次世代産業推進室という所と打ち合わせをする機会がありました。
弊社も音楽コンテンツをはじめ、プロジェクション・マッピングチームや、映像チーム、放送チームと一緒に仕事をしている事もあり、あれやこれやと意見交換してきました。
コンテンツビジネスの推進を進める某市は基本的に企業側に目をむけたスタンス。
※コンテンツホルダーと企業とのビジネスマッチングを行い、企業が持っている技術や製品をより良く見せる狙い。
一方弊社はコンテンツホルダーやクリエイターに目を向けたスタンス。
※コンテンツをいかに使って貰い、クリエーターのビジネスチャンスを広げて行くか?が狙い。
市側ではコンテンツホルダーと企業とのビジネスマッチングのフォーラムの開催や事例を紹介したりと奮闘しているようですが、なかなかうまく行ってないのが現状のようです。
市側は市内の企業に対し、コンテンツの利用を促しているのですが、その市内の企業に需要があまり無いのだそうで、なぜか?といえば、エンドユーザーをターゲットにしている企業が少なく、下請けありきの中小企業が多い市なのだそうです。
この場合はコンテンツを集めてもアウトプットのパイが小さい為、コンテンツホルダー、企業ともにメリットが少ない気がしました。
一方弊社のようなコンテンツホルダーやクリエイターにとってはクライアントを市内に限定しなくてもコンテンツを使って頂けるクライアントやエンドユーザーがいればビジネスとしては成り立ちます。日本全国、海外など含めクライアントを探して行きましょう!というスタンスなのです。
この辺の相互メリットをどう生かし今後のコンテンツビジネスに結び付けていくのか?それが成功の鍵を握っているのではないのでしょうか?
まずは協力関係を築き、情報共有をどんどんして行きましょう~!との結論で散会。
経済産業省が推し進めるクール・ジャパンはじめ、コンテンツビジネスの広がりを模索している行政に対し、どんな取り組みを行っていけば良い結果が生まれてくるのか?もう少しお勉強が必要なようです。
以上現場の地球からでした。
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